ネクストエンジンで複数の受注を一括で出荷済にする方法
このページの内容
X(旧Twitter)でネクストエンジンで一括で出荷済にする方法はないだろうか・・・と困っている方を見かけました。レスを付けておいたのですが、
他にも声に出さずに困ってる人がいるかもしれない!
そんな方向けに流れないように記事コンテンツとして残しておくことにしました。
現在進行形の受注につきましては、通常の流れで処理してくださいませ。
今回は、複数の過去受注を取り込む(取り込んだ)場合の対応としてご覧ください!
この記事を書いた人
こんにちは。加藤です。
「全ての働く人へ楽しい人生を」を理念に
ECを専門領域として時間を創ることのお手伝いします。
残業なんかしないで早く帰って欲しいです(笑)
ECの成長段階で「受注処理→発送業務」がボトルネックになるケースが非常に多いです。ネクストエンジンを使って乗り越えましょう!
本ページはネクストエンジンの紹介を含めたプロモーションも含みます。
これから過去受注を取り込む場合
汎用形式の受注CSVなら、出荷確定済として取り込むことも可能です!「出荷済フラグ」という項目の値を「1」で取り込むことで、
取り込むと同時に「出荷済」になります。
◆注意点1
出荷済で取り込もうが、従量課金の対象になります。
要は有料になるので、取込数にはご注意ください。
※無料体験中はもちろん無料です。
◆注意点2
あくまで「汎用形式」のみです。
楽天市場やYahoo!ショッピングの過去受注を取り込む際には、
・楽天市場の受注CSV
・Yahoo!ショッピングのCSV
で取り込まれるケースが圧倒的に多いです。
が、こちらの形式では取込→即出荷済にはできないです。
CSVを汎用形式に作り替えて取り込む
または
後述の別の方法で対応いただければと思います。
汎用形式についてはネクストエンジンのマニュアルの
モール・カート別 > 汎用
「受注CSVファイルの作成」のページをご覧ください。
過去受注を取り込んでしまった場合
「確認待ち」「入金待ち」「引当待ち」「印刷日待ち」「印刷待ち」「印刷済」これらのステータスに残っている受注をまとめて「出荷済」へ動かす方法です。
通常の「出荷確定処理」では1件ずつの対応になってしまいますが、
出荷 > 倉庫連携 > ロジスティックサポート
「出荷実績CSVアップロード」を使うと、CSV登録でまとめて出荷済へ動かすことができます!
ここで取り込むCSVデータには「伝票番号」が必要になります。
他の項目は空欄でもOKなんですが、出荷済にする伝票の番号は必須です。
CSVのフォーマットなどは、ネクストエンジンのマニュアルを辿ってご確認ください。
この伝票番号はネクストエンジンで採番された伝票番号が必要です。
EC店舗での注文番号ではありません。
じゃあ、その伝票番号をどうやってリスト化するか。
受注 > 受注伝票管理 の「詳細検索」を使いましょう。
ネクストエンジンに取り込んだ受注CSVにEC店舗での注文番号は入ってると思うので、その中の内で出荷済に移したいものを全部この欄に貼り付けて検索。
検索結果にはネクストエンジンで採番された「伝票番号」も入ってるので、それを「出荷実績アップロード」に取り込むデータとして使う流れです。
◆注意点
このやり方は「印刷済」まで進んでる受注に対して有効です。
「印刷済」までは通常の流れでステータスを進めてください。
番外編:キャンセルでも綺麗になりますよ(一番簡単)
ここまで「出荷済」へ動かす方法をご紹介しましたが、そもそも「出荷済」へ動かす必要は本当にありますか?
過去受注を出荷済に動かしたい理由でよく聞くのは、
受注伝票管理の画面の数を綺麗にしたいから、です。
ただ数字を綺麗にしたいだけであれば、出荷済に動かさず、受注キャンセルでも大丈夫です!
キャンセルにするのはあくまでネクストエンジン上の問題であって、
実際のEC店舗の受注をキャンセルにするわけではないのです。
キャンセルの方が「出荷済」に動かすより “楽” なんですよw
方法は、
受注>受注伝票管理 で キャンセルしたい伝票を検索。
それらにチェックを入れて、「受注伝票一括更新」機能を使って一括でキャンセル!
Yahoo!ショッピングの受注は、ネクストエンジンの設定を良くご確認ください!
Yahoo!ショッピングとAPI連携する時の機能で、
「注文ステータス自動キャンセル」という機能があります。
これだけは絶対にOFFにしておいてください!
EC店舗で注文がキャンセル → ネクストエンジン側の伝票もキャンセル
この流れの連携はいくつかのモール・カートで実装されているのですが、
ネクストエンジンの伝票をキャンセル → EC店舗側の注文もキャンセル
この動きができるのは、現時点(24年1月時点)でYahoo!ショッピングとの連携だけだったかと思います。
そして、、、
何がまずいかと言うと・・・
Yahoo!ショッピングは決済を握っており、
Yahoo!ショッピング側のステータスを見て店舗へ売上金を支払う流れなのです。
店舗側の注文をキャンセルしてしまうと、売上金が支払われないことになってしまいます・・・。
しかも、1回キャンセルしたら復活できないとのこと。
なので、ここは本当に要注意です!
◆注意点2
伝票をキャンセルすると、対象の伝票に引当されてた在庫がフリー在庫として戻ってしまうので、在庫数の調整も忘れないでくださいね!
まとめ
1.本当に「出荷済」にする必要があるのか?2.無いのであれば、「受注キャンセル」の方が処理が楽ですよ
3.これから取り込む場合、汎用CSVの形式にすれば取込と同時に出荷済にできる
4.既に取り込んでしまった or 汎用形式に変換する方が面倒
→ 倉庫連携の出荷実績アップロードを使ってみましょう!
→ 「印刷済」までは進める必要はありますのでご注意ください!
本来の使い方と違う方法で、目的に沿ったことができることもあったりします。
この辺りはネクストエンジンの機能を良く知っている
かつ、組み合わせて考える力も必要になってくる部分になりますね。
弊社では、どのような状況であってもフォローできるようなメニューを揃えております。
運用中のご相談へも「運用コンサル」という形でサービス展開しております。
是非、お気軽にご相談くださいませ。